【インタビュー】30歳で病院から薬局へ転職し薬局長に!働き方はどう変わった?

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20〜40代の薬剤師にとって、「キャリアの継続」と「家庭との両立」は大きなテーマですよね。今回は、病院から薬局に転職し、現在薬局長として活躍する30代男性薬剤師Kさんにお話を伺いました。
仕事と家庭をどう両立し、どのようにキャリアを切り開いてきたのか。転職を考えるすべての薬剤師のヒントになるはずです。

今回は、病院から調剤薬局に転職したKさんにお話を聞いていきます。
ではKさん、簡単に自己紹介をお願いします!



はい!
私は新卒で就職した病院で5年間勤務した後、調剤薬局に転職しました。今は薬局長として働いています。
家庭では、妻と3歳の娘と3人で暮らしています。
- 年齢:35歳
- 性別:男性
- 住まい:愛知県
- 好きなこと:読書、料理、娘とのブロック遊び
- 経歴:
- 2015年 岐阜県の中規模病院に入職
- 2020年 病院を退職し、愛知県の中小薬局チェーンに転職
- 2023年 薬局長に就任
- 現在に至る


【徹底比較】Kさんは転職前後でどう変わった?
比較項目 | 転職前 | 転職後 |
---|---|---|
勤務形態 | 完全週休二日制 8:30~17:00 +残業月30時間 夜勤:月1~2回 休日当直:年4回 | 週40時間シフト制 9:00~20:00の内で 週40時間になるよう調整 夜勤:なし 休日電話当番:年4回 |
年収 | 500万円(ボーナス、残業代込み) | 650万円(年俸制) |
役職 | なし | 薬局長 |
精神的・肉体的ストレス | 夜勤で肉体的ストレス高 | 柔軟なシフト制でストレス低 |
職場の雰囲気 | 人間関係良好だが 人手不足でピリピリ | 人間関係良好 応援体制による余裕あり |



実際に比較してみると、違いが一目瞭然ですね!
転職のきっかけは「年収の伸び悩み」





Kさんが転職を考えたきっかけは何でしたか?



きっかけは職場の先輩との雑談で「先輩の給料」を知ってしまったことですね。私よりずっと優秀な先輩だったんですが私と給料がほとんど変わらなかったんです。それで転職しようと考えました。



給与の伸び悩みが気になったんですね。薬局に転職してから変化はありましたか?



転職の時点で年収が50万円アップしました。その後、4年目で薬局長になったタイミングでさらに100万円アップしました。



合計150万円の年収アップですか!?すごいですね。
その分、仕事が大変になったのではありませんか?



薬局長としての責任が増えたので大変にはなりましたね。
でも、体力的にはむしろ、病院の頃より楽になりました。
病院では夜勤があったので生活リズムが整わず、体調を崩すことも多かったです。
薬局に移ってからは昼夜逆転がなくなり、不調が減りました。
転職への不安はエージェントへの相談で解消





転職をするにあたって不安だったことはありましたか?



新卒で病院に入ったので、調剤薬局の仕事がどんなものかわからず不安でした。でも、転職エージェントの方に「病院から薬局に転職した方の実際の事例」をいくつか紹介してもらったことで不安が和らぎました。



転職エージェントのアドバイスが決め手になったのですね!
実際に転職してみてどうでしたか?



最初は保険調剤になじみがなかったので戸惑いがありました。
しかし、周りスタッフのサポートのおかげで、1か月ほどで仕事に慣れることができました。
家事と仕事の両立、大切なのは柔軟なシフトと応援体制





小さなお子さんがいるとのことですが、仕事と家庭の両立はどうされていますか?



家事・育児は妻と分担しています。
朝の準備と保育園の送りは私が担当、お迎えと夕飯、お風呂は妻の担当です。
仕事が週40時間のシフト制なので、出勤時間を遅めにするなど、シフトを調整して仕事と家庭のバランスをとっています。
また、今の職場は月曜日と土曜日が半日営業なので、早く帰って家族との時間を作るようにしています。



お子さんが急に体調を崩したときはどうされていますか?



申請すれば応援の人員が来てくれるので、早退したり休みを貰ったりしやすいです。抜けた分、シフトをずらして対応することもあります。
おかげで、体調不良の時だけでなく運動会などのイベントにも気兼ねなく参加できるようになりました。



シフトの調整や応援の手配で柔軟に働けているのですね!
薬局長としての働きやすい職場づくり。合言葉は「お互い様」





Kさんは現在薬局長をされているそうですね。
職場づくりで気を付けていることはありますか?



子育て世代は不測の事態が多いので、「お互い様」の精神でフォローしあえるような雰囲気づくりをしています。
その分、独身のスタッフや子供のいないスタッフに負担が集中しないよう気を配っています。
応援体制を確保できるよう、他店の薬局長とのコミュニケーションもかかせません。



お互いに助け合える職場づくりを心がけているのですね。
Kさん以外にも子育て世代で活躍されている方はいますか?



育休復帰後に時短で働いている女性薬剤師がいます。
高齢者施設で往診に同行する等、第一線で活躍しています。
最後に:キャリアに悩んだら『転職』するのも選択肢のひとつ





最後に、働き方やキャリアに悩んでいる方へ、どのような言葉をかけたいですか?



「頑張っても報われない」、「将来が行き詰っている」と感じている人は転職を考えてみてほしいです。結構人生が変わります。
まとめ:転職でキャリアと家庭の両立が目指せる





Kさんの事例は男女を問わず、仕事と家庭の両立を考える薬剤師さんの役に立ちそうですね!
Kさん、お話を聞かせていただきありがとうございました。



参考になればうれしいです。
こちらこそありがとうございました。
Kさんは病院と薬局の「給料格差」を知り、薬局へ転職しました。
はじめての転職で不安もありましたが、転職エージェントのサポートにより「同じような境遇の人の事例」を聞けたことで転職への不安を解消できたそうです。
転職後は仕事と家庭を両立しながら薬局長として活躍し、念願の年収アップを実現しています。
転職をきっかけにキャリアと家庭の両取りを果たしたKさんのように、あなたも一歩踏み出してみませんか?


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