薬剤師がフリーランスで稼ぐって現実的?|正社員と両立しながら低リスクで始める働き方

【PR】本記事には広告を含みます。
こんにちは、薬剤師りんです。
最近SNSで「フリーランス薬剤師💊」という働き方をよく見かけませんか?

気になるけどハードル高そう。経験が浅いと無理かな?
そんな風に感じている方もいるかもしれません。



実は私は以前、正社員×フリーランス薬剤師の二刀流で活動していたこともあるので、その時の経験をもとに薬剤師の新しい働き方についてわかりやすくお伝えします。
「このまま今の働き方でいいのかな?」
「フリーランスや副業も気になるけど、まずは環境を変えるのもアリかも…」
そんな風に感じている方には、転職という選択肢も一つのヒントになるかもしれません。


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この記事でわかること
✔ フリーランス薬剤師って実際どうなの?
✔ 案件ってどう探せばいいの?
✔ 派遣と何が違って、どっちがおすすめ?
✔ 節税って本当にできるの?
✔ 「週1から始める」って現実的なの?



「自分にもできるかな…?」
そんな風に感じている方こそ、ぜひ最後まで読んでみてくださいね
フリーランス薬剤師を選んだ理由|働き方を変えたきっかけ


当時の私のスペック
- 薬剤師歴 2年4ヶ月
- フリーランス薬剤師歴 1年
- 休日夜間応急や学校薬剤師 経験済み
- FP2級 簿記3級 取得済み



薬剤師歴短くてもフリーランス薬剤師できるんだ。



薬局業務の一連の流れ。投薬の基礎知識。調剤報酬の最低限の理解は必要です!
同じ毎日に、漠然とした不安を感じていた
私は地方の薬学部を卒業後、地元の調剤薬局に正社員として就職。
1年目は、覚えることも多くて毎日が新鮮でしたが、2年目になると業務にも慣れてきて、次第に



「同じような日々の繰り返しで、将来が不安だな
「もっといろいろな経験を積みたい」「自分らしく働いてみたい」
そんな思いを抱きながら
「薬剤師で他にできることはないか?」と日々、SNSで情報収集をするようになりました。
フリーランス薬剤師との出会いが人生を変えた
そんなときに出会ったのが、「全国を旅しながら働くフリーランス薬剤師」のAさん。
自由な働き方に衝撃を受け、「私も何か変えてみたい」と思うようになりました。



以上の流れが私がフリーランス薬剤師になった流れです。
案件獲得方法





案件ってどうやって獲得しているの?



この質問、本当によくいただきます。フリーランス薬剤師の案件獲得方法についてご紹介します。
案件獲得の3つの方法を比較!
フリーランス薬剤師の案件獲得方法は以下のとおりです。
| 手段 | 特徴 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 仲介業者に登録する | 求人情報が豊富で、未経験者でも始めやすい。 | 希望条件で検索できる。サポート体制あり。 | 手数料が引かれる。 |
| SNS(Xなど)で情報収集 | 薬局経営者の「急募」投稿から直接DMで応募 | 高時給案件に出会える。 タイミング次第で即決も | 信頼性の判断が必要。即レスが大切。 |
| フリーランス同士の紹介 | 知人・仲間からの案件紹介 | 信頼関係が前提でスムーズ | コミュニティが必要。紹介元との関係に配慮が必 |
案件獲得エピソード



実際に私が契約したのは、次の2つの方法です。
◯ A薬局さま(紹介で契約)
知人のフリーランス薬剤師さんからご紹介いただき、週1で勤務することに。
信頼ベースのやり取りだったので、スムーズに契約開始となりました。時給単価は3500円越えです。
◯ B薬局さま(Xで応募)
SNSで「高時給・急募」の投稿を見つけ、すぐにDM。タイミングが良く、3ヶ月間の業務委託契約に至りました。
時給単価は5500円越えです。



どちらの方法でも人とのつながりと瞬発力が大事です。
登録していた仲介業者(参考までに)
派遣とフリーランス薬剤師|おすすめの働き方は?
フリーランス薬剤師のメリット
既に正社員で勤務している方が副業で派遣orフリーランス薬剤師どちらか初めてみたい。
という前提でしたら



私はフリーランス薬剤師をおすすめします。
理由はこちら👇
◎ 主体的に働ける
「受け身の仕事」ではなく、自分で契約を選び、自分で責任を持つ。だからこそ成長にもつながります。
◎ 契約書・請求書の作成スキルが身につく
社会人としての武器になりますし、将来独立を考える方にも必須スキルです。
◎ 節税メリットが大きい
青色申告特別控除(最大65万円)+経費を活用することで、副業収入の税負担を大幅に減らすことが可能です。
正社員×フリーランス薬剤師の働き方で実現する節税術





正社員×フリーランス薬剤師の二刀流の働き方は、節税のチャンスが2倍になります。順番に説明していきますね。
*派遣薬剤師×フリーランス薬剤師でも同様
▶ 正社員としての収入は「給与所得」
まず、正社員としての報酬は、会社からお給料としてもらうので「給与所得」になります。
収入から、働くうえでの必要経費のような「給与所得控除」というものが自動的に差し引かれます。
国税庁NO1410給与所得控除:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1410.htm
▶ フリーランス薬剤師としての収入は「事業所得」
一方で、個人事業主としてフリーランス薬剤師をしている場合は、「事業所得」として計上します。
この場合は、ご自身で経費をしっかり記録・申告することで、必要な支出を差し引くことができます。



例えば、通勤費や書籍代、PC・文具代、勉強会の参加費などが該当します。
さらに、青色申告をしていれば「青色申告特別控除」で最大65万円の控除もプラスされます。
※開業届を出していない場合は「雑所得」として扱われ、青色申告特別控除は適用できません。フリーランス薬剤師を始める際は、開業届を忘れずにしてください。
なお、住民税に関しては
普通徴収(自分で納付)が選択できます。これにより、給与からの天引き(特別徴収)とは別で納めることができ、副業バレの対策も可能です。
▶ 2つの所得を合算して、最終的な「課税所得」が決まる
このように、それぞれの収入に別々の控除が使えるのが大きなポイントです。
最終的に、給与所得と事業所得を合算し、そこから医療費控除や基礎控除などの「各種所得控除」を差し引いた金額が「課税所得」として税金の対象になります。
▶ ダブル控除で節税できる理由
つまり、正社員とフリーランスを両立して働くことで、
- 給与所得控除
- 青色申告特別控除(最大65万円)
- 経費計上(自己申告)
この3つの節税メリットをすべて受けることができます!



フリーランス薬剤師を考えている方は、「お金の知識」も一緒に身につけておいてください
週1から始めるフリーランス薬剤師の働き方





管理薬剤師の方は法律上NGなのでご注意ください。
管理薬剤師は、医薬品医療機器等法(薬機法)により兼業が禁止されています。
【医薬品医療機器等法(薬局の管理)第7条‐3】
薬局の管理者(第1項の規定により薬局を実地に管理する薬局開設者を含む。次条第1項において同じ。)は、その薬局以外の場所で業として薬局の管理その他薬事に関する実務に従事する者であつてはならない。ただし、その薬局の所在地の都道府県知事の許可を受けたときは、この限りでない。
それ以外の方は、法律的には問題がないのでガンガン挑戦してみてください。



薬剤師の副業バレたらどうなる??と気になる方は
ぜひこちらの記事も参考にしてください。





「フリーランスって、経験豊富な人しか無理なんじゃ…」
そう思っている方こそ、週1の副業から始めてみてください。
いきなり正社員を辞めるのが不安でも、週1なら無理なく始められますし、フリーランス薬剤師でしたら節税メリットも受けることができます。
また、フリーランスという働き方が「自分に合っているか?」試すこともできます。
おわりに|一歩踏み出したいあなたへ


最後まで読んでくださってありがとうございます。
フリーランス薬剤師という働き方は、スキルや人とのご縁が活かせるだけでなく、節税の知識やビジネス感覚も身につく働き方だと思っています。
ただし副業を始める際は、
勤務先の就業規則や契約内容をしっかり確認することも忘れずに。特に管理薬剤師の方は法律上の制限もあるため、慎重に判断することが大切です。



私は、「最悪の場合は転職という選択肢もある」と気楽に考えていました
結果的に多くの出会いや経験に恵まれ、今でもあのときの一歩に感謝しています
薬剤師としての働き方に正解はありません!!
フリーランスという選択肢が、あなたの新しい薬剤師人生のヒントになれば嬉しいです。
あなたのチャレンジ、心から応援しています🌿
フリーランス薬剤師という働き方も魅力ですが、
「今の職場を続けながらでは難しい…」と感じたら、転職も前向きな選択肢のひとつです。





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