【薬剤師の転職】ハローワークは意外と使える?転職3回の私が教える賢い活用術と注意点

薬剤師りん転職を考え始めたとき、「ハローワークって、正直どうなんだろう…?」って、一度は思いますよね。転職サイトが当たり前の今、少し古風なイメージがあって、不安に感じる気持ち、すごくよく分かります。
何を隠そう、3回の転職を経験した私も、最初は半信半疑でした。
でも実は、ハローワークには転職サイトにはない地元密着の求人があったり、国ならではの手厚い支援が受けられたりと、知っておくと転職活動がグッと楽になる魅力がたくさんあるんです。



あなたの転職活動の不安が解消され、最適な職場選びへの道筋が見えるように、私の経験も交えて徹底解説します!
\実際に使って一番良かったのはココ!/
【結論】ハローワークの活用は“大あり”!でも「転職サイトとの併用」が最強


いきなり結論からお伝えすると、ハローワークには転職サイトに載っていない地元の病院や個人薬局の求人が眠っていることが多く、使い方次第では強力な武器になります。
特に「地域医療に貢献したい」「通勤時間を短くしたい」という方には、掘り出し物の求人が見つかる可能性も。
ただ、正直なところ、情報の詳しさやサポートの手厚さでは限界もあります。だからこそ、ハローワークと転職サイト、両方の良いとこ取りをするのが、転職成功の一番の近道なんです。
私も助かった!薬剤師がハローワークを使う5つのメリット



まずは、ハローワークならではのメリットを5つご紹介しますね。
1. 失業保険(雇用保険)の手続きができる
退職後の生活を支えてくれる失業保険。これを受け取るには、ハローワークでの求職申込みが必須です。転職活動中の金銭的な不安を和らげてくれる、心強い制度ですよね。
2. 職業訓練・教育訓練が無料または格安で受けられる
「スキルアップしたいけど、費用が…」という方に朗報です。医療事務やPCスキルなど、キャリアの幅を広げる講座を格安(または無料)で受講できます。私も次のキャリアを考えた時、この制度は真剣に検討しました。
▶参考:厚生労働省「求職者支援制度のご案内」
3. 地元の掘り出し物求人が見つかる
「地元でのんびり働きたいな」という方には、まさにピッタリの探し方なんです。大手転職サイトには広告費をかけない地方の病院や個人経営の薬局も、ハローワークには求人を出していることが多いんです。
4. 専門の相談員が無料でサポートしてくれる
履歴書の書き方から面接の練習まで、無料で相談に乗ってもらえます。「転職活動って何から始めたらいいの?」という初歩的な不安にも、丁寧に寄り添ってくれるので安心です。
▶参考:厚生労働省「ハローワーク」
5. 子連れでも利用しやすい(ママ薬剤師に朗報!)
子育て中のママ薬剤師さんにとって、これは本当にありがたいポイントです! 多くのハローワークにはキッズスペースが完備されているので、子どもを連れていても気兼ねなく相談できます。私も子どもが小さい頃、実際に利用して助かった経験がありますよ。
やっぱり気になる…? ハローワークのデメリットと注意点



でも、やっぱり昔ながらのイメージだし、不便なこともあるんじゃない?



…そうですよね。もちろん、良いことばかりではありません。私が実際に使ってみて感じた注意点も正直にお伝えしますね。
1. 登録や相談に時間がかかる
初回の求職登録や相談は、平日の日中にハローワークへ出向く必要があります。働きながら転職活動をしている方にとっては、少し時間のやりくりが大変かもしれません。
2. 求人数に限りがあり、地域差も大きい
薬剤師全体の有効求人倍率は高い水準にありますが(※)、それは転職サイトなども含めた市場全体の話。ハローワークだけに絞ると、特に地方では求人の選択肢が限られてしまうのが現実です。
※参考:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和6年5月分)」によると、医師・薬剤師等の有効求人倍率は2.09倍。
3. 求人情報の詳細が分かりにくい
給与や残業時間といった基本的な情報は載っていますが、「職場の人間関係は?」「どんな設備を使っているの?」といった、私たちが本当に知りたい細かな情報が不足しがち。入社後のミスマッチが起こるリスクは、正直転職サイトより高いかもしれません。
4. 相談員は必ずしも薬剤師業界のプロではない
相談員の方は親身になってくれますが、薬剤師業界特有のキャリアパスや専門性について深いアドバイスを求めるのは難しい場合があります。
5. 給与や条件の交渉はすべて自分で行う必要がある
「もう少しお給料を上げてほしい」「時短勤務は可能?」といった条件交渉は、すべて自分で直接応募先と行わなければなりません。これが苦手な方にとっては、大きなハードルになります。
特に「病院薬剤師」を目指すならハローワークは要チェック!


実は、中小規模の病院や公立病院は、採用コストを抑えるためにハローワーク経由で募集をかけることが少なくありません。厚生労働省の統計でも、薬剤師の約3割が病院・診療所に勤務しており、重要なキャリアパスの一つです。
▶参考:厚生労働省「令和4年(2022年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/22/index.html)
また、院内保育所を完備している病院の求人が見つかることも。子育てと両立しながら病院でキャリアを積みたいママ薬剤師さんにとっては、見逃せない情報源ですよ。
【要注意】ブラックな職場を避けるための見極め方
残念ながら、ハローワークの求人には注意が必要なケースも…
厚生労働省の調査では、求人票の内容と実際の労働条件が異なるといった申出が、年間6,000件以上も報告されています。
▶参考:厚生労働省「求人票の記載内容と実際の労働条件の相違に係る申出等の件数」
「いつも同じ求人が出ている」「やたらと『アットホーム』を強調している」といった職場は、少し立ち止まって考えてみてください。応募する前に、口コミサイトで評判を調べたり、転職サイトのエージェントにその職場の評判を聞いてみたりと、複数の情報源から実態を探ることが大切です。
やはり併用が最強!転職サイトは「情報量」と「交渉力」が魅力



ハローワークの良さをお伝えしてきましたが、求人の数や、お給料などの条件交渉のしやすさで言うと、正直、転職サイトのほうが断然おすすめです。
転職を成功させるには、
- 譲れない条件をはっきりさせること
- 情報をたくさん集めること
- じっくり比較して決めること
この3つが欠かせません。転職サイトと併用することで、より多くの選択肢の中から自分に合った職場を見つけられます。また、失業保険を受給中の方は、ハローワーク利用が必須なので、上手に活用していきましょう。
まとめ|ハローワークと転職サイトを賢く使い分けて、後悔のない選択を
ハローワークは、地元の病院や薬局を探したり、国の支援を受けながら転職活動を進めたりする上で、とても心強い味方です。
でも、それだけだと情報が偏ってしまう可能性も。
ぜひ、ハローワークと転職サイトを上手に併用して、たくさんの選択肢の中から「ここだ!」と思える最高の職場を見つけてください。
理想の働き方は、“待つ”ものではなく、自分で情報を集めて“選びにいく”ものです。私も、悩んで、行動して、失敗も繰り返しながら、今の働き方を見つけました。
あなたの次の一歩が、最高の未来に繋がるように、心から応援しています!


コメント